毎日がXmas♪

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20代サラリーマンが 株式投資で セミリタイアを目指すブログ。

【最高の休日の過ごし方】サラリーマンは「休日」に休んではダメ?

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サラリーマンにとっての最高の休日の過ごし方

夏休みシーズンがやってきましたね!

みなさん、休暇・休日は好きですか?

私は大好きです。

せっかくの休日です。どうせなら最高の休日にしたいですよね。

 

今回はカール・マルクスの著書『資本論』により展開された、マルクス経済学の観点から、最高の休日の過ごし方を考えてみたいと思います。

 

 

 

マルクス曰く、労働者階級にとっての休日とは…?

マルクスは言いました。

「労働者階級にとっての休暇とは、労働力を再生産するために経営者が与えているものである!」と。

 

つまり、お金を浪費して、リフレッシュして、心の底から楽んでいるとしたら…

経営者の”思うつぼ”だというのです。

 

では、世のサラリーマンはどのように過ごせば経営者・資本家に一泡吹かせることができるのでしょうか?

 

経営者から見て、もし雇っている労働者が休日にもかかわらず休むことなく資本を蓄積し、さらには小さなビジネスなどを始め、連休明けにヘトヘトになって出勤してきたら…

どうでしょう?

これはとても困りますよね!!

 

「ちょっと何言ってるかわからないです…」とお思いのあなた。

マルクス経済学を全く知らない人なら、まだ私が何を言っているのか、何をしようとしているのか全く理解できないかもしれません。私も最初はそうでした。

 

でも、組織に雇われることなく、自分の時間は自分で運用して生きていきたい!と考える人は、マルクス経済学のエッセンスは必ず押さえておきたいところです。

 

 

 

会社からもらう給料だけでは豊かになれない

お給料は何によって決まるのでしょうか?

働いた時間の長さでもなければ、仕事の成果でもない、そんなことはみなさんお気づきでしょう。

バリバリ数字をあげる中堅社員より、窓際でハンコを押してお空を眺めている年配の社員のほうが高いお給料をもらっている…日本企業ではよくある光景です。

 

そこでマルクスは考えました。

「サラリーマンの給料は、労働力を回復させるために必要な経費である!」と。

 

たとえば、ある労働者が9時から18時まで働いたとします。

すると、仕事が終わりクタクタになって帰ります。

しかし、翌日もまた元気に会社に来て、9時から17時まで働いていますよね。

一晩のうちに元気(すなわち労働力)が回復しています。

この現象が労働力の再生産です。

マルクスは、クタクタになった労働者が、リフレッシュして元気を取り戻すために必要な費用(=労働力の再生産にかかる費用)、これが労働者の値段なのだと考えました。

 

労働力単純再生産という考え方です。

 

労働者が明日も元気に会社で労働をするのに必要な費用は衣食住に必要な費用だけではありません。

  • 食事をとる(食費など)
  • 睡眠をとる(家賃など)
  • 遊ぶことでストレスを解消する(交際費など) 
  • 次世代の労働力を生産する(子どもの養育費など)

 

これらの点を総合的に見て、労働力の再生産に必要な費用(その労働者に払う賃金)が決まるのです。

この考え方なら、バリバリ数字をあげる中堅社員よりも、

(ブランド物が好きな専業主婦の妻と、私立大学に通う長男と、大学受験を控え予備校に通う次男を持ち、腰痛も持ち、ローンも持つ)窓際ハンコお空綺麗おじさんのほうが高いお給料(再生産費用)をもらっている現象にも納得できるところがあると思います。

 

以上のことからわかる通り、

普通のサラリーマンが普通に暮らしていたら、資本が蓄積できるわけがないのです。

(労働力を再生産させるために、ちょうど使い切ってしまうくらいの給料を支給されるため)

 

サラリーマンにとって最高の休日とは…

お金持ちになりたい…雇われずに生きていきたい…

そんな願いを抱えたサラリーマンが休日に限らずすべきこととは、

労働力再生産に掛ける費用を落としたり、会社から支給される賃金以外にも収入を持つことです。

 

たとえば、給料日の後の連休は、そのお金を使わずに休み切ってみましょう。

経営者の顔から笑みが消えます。

 

それに加え、連休明けにヘトヘトで出社したり、株の配当金を得たりしてみましょう!

経営者の膝はガクガクと震えだします。

 

最終的には自分でビジネスオーナー(法人)になってしまいましょう!

経営者は泡を吹いて気絶するでしょう。

 

もう誰にもあなたを止められません。

いつでも辞められるけどサラリーマンを続けてみるのもよし、

セミリタイアしてやってみたかったアレコレをしてみるのもよしです。

 

私にとって、そこが本当の人生のスタートとなるでしょう。