【節約術】私の財布の中身をお見せします!
この記事では、私が無意識のうちに行っていた節約術、もといお財布の中身の管理方法についてお話をしたいと思います。
ところで私は社会人になってからというものの「お給料が振り込まれた瞬間に全額を証券口座に突っ込む」という運営を行っていたため、気にせずとも節約(?)ができており、順調に資産は膨らんでいます。
しかし聞くところによると「節約したいのに、貯金したいのに、ついお金を使ってしまう…」という人もいるそうではありませんか!?
今回は、そんな軟弱な消費者マインドを持つ方でも、ゲーム感覚で楽しく節約できてしまうテクニックをご紹介します。
まだ現金支払いで消耗しているの?
キャッシュレス化が確実に進行している日本社会。
私の周りの節約上手な人間は、9割以上がクレジットカードや電子マネーを活用している印象です。(お金がたまらない人に限って、たいてい現金派ですよね。)
そんな逆風の中、かたくなに現金払いにこだわるリベリオンたちの存在を、私は知っています。
そんな現金という戒律に縛られた聖戦士たちに紹介する貯金テクニックは、「財布の中身を見直すこと」です。
財の中身を見直そう!
「な~んだ、財布の中の管理法かぁ。駅中のコンビニにおいてあるダイヤモンド社の本の表紙みたいなこと言ってるよ(笑)」
と思ったことでしょう。
待ってください。
ただレシートを捨てろだとか、ポイントカードは持つなだとか、
そんなことをわざわざしたり顔で執筆するわけもありません。
ストイックな私が掲げる節約術はズバリ、
「ピン札しか財布に入れない運営」です。
ピン札しか財布に入れないと、どうなる?
必ずしも新札でなくとも、ピン札でよいです。
まず、折り目や汚れがついたお札は全てATMに突っ込んできてください。
小銭もATMに突っ込みましょう。
財布の型が崩れたり、革の香りが飛ぶ原因になります。
さて、財布は薄くスタイリッシュで、中身はきれいなお札のみになりましたか?
さすがに生命維持に問題があるレベル…という方は銀行で新札を調達するか、ATMで当たり(ピン札)が出るまでドローを繰り返しましょう。
メリット1.無駄遣いが減る
綺麗な千円札はホイホイと手に入るものではありません。なかなかレアです。
すると買い物をするとき、
- 「せっかくきれいなお札を手に入れたのに、もったいないな」
- 「またピン札を手に入れるのめんどくさいな」
と感じ、お買い物に戸惑いが生じます。
その刹那に、本当に必要な出費なのかよく考えてみましょう。
無駄なお買い物が減るはずです。
メリット2.常に財布の中身を把握するようになる
綺麗なお札はレアなので、残りの枚数を常に把握しないと危険です。
レストランでお代が払えず、皿洗いをさせられるかもしれません。
その危機感から、今までどんぶり勘定だった人が「財務状況を気にする」という資産管理の第一歩を踏み出すことができるでしょう。
メリット3.お金を大切に使うようになる
オカルトチックな理由になってしまいますが…
今回紹介しているテクニックを実践すると、お札に折り目や汚れが付かないよう大切に扱う習慣が身につきます。
お金だってしっかりと向きをそろえて、綺麗に、丁寧に扱ってくれる人の元に集まりたがるはずです。
卵が先か鶏が先かわかりませんが、お金に困っているような人の財布やお札は、たいてい綺麗ではありません。
「ピン札」派? 「新札」派?
私と同じような財布の運営をしている紳士淑女のみなさまは、確実にこの問題に突き当たります。
「財布に入れるのならば、新札かピン札か…」
ここでは、新札でないが綺麗なお札を「ピン札」と定義しています。
財布に入れておくなら「新札」か「ピン札」のどちらが良いか、考察してみましょう。
新札のメリット
お札の番号が連続しているという気持ちよさ。
生まれて最初に入る財布が、私の財布であるということに運命(トキメキ)を感じます。
何より確実に「新品」であるという事実。
ピン札という「新古品」には越えられない“清純さ”を感じます。
メリットとしては「財布の中の連番を崩したくない」という意味で、心の壁が一段と強固なものになります。
しかし、「また銀行で補給すればいいじゃない。無料だし。」と考えてしまう人にはデメリットとなるでしょう。
ピン札のメリット
こちらは銀行で確実に手に入れられる新券とは異なり、「コンビニ等のATMで綺麗なお札が出るまでドローし続けなければいけない」という不確実性があります。
だが、それがいい。
言ってみれば、銀行で新札を受け取るなんて“お見合い結婚”のようなものです。
お見合いを否定するつもりはありませんが、
広く自由な世界で「運命のお札(ヒト)」と出会いたくはないですか?
ピン札との出会いはそう…
例えるならゲームの「ポケットモンスター」です。
野生のポケモン(ピン札)と運命的に出会い、自分の力で仲間にし、自分だけの手持ちを選び、財布に入れ旅をする。
ロマンです。
お会計の時、あなたは涙するかもしれません。
あなたがレジで手放すバタフリー…じゃなくて“あなたの”1000円札。
出会いから別れまでの思い出が、走馬灯のように駆けめぐるはずです。
また、ATMからアタリが出るまで引き続けなければならないギャンブル性も、人を惹きつける要因の1つでしょう。
まとめ
今回は「お財布を管理し、節約をしよう!」ということで、私が実際に行っている運営法を紹介しました。
人の心は弱いものですから、いくら「明日から(節約を)本気出す!」と言っても成功したためしがありません。
大切なことは、お金が出ていきにくい仕組みを作ることです。