『転職活動』をしてみよう!! ~こまくり、外資系IT企業に転職します~
この記事はキャリア形成について考える記事です。
ぼく自身が「TOPIX100某社で採用活動に携わった経験」と「日経金融機関から外資系企業への転職をした経験」をもとにしています。
転職しました!
こんにちは。こまくり (@XmasVii)です。
ぼくのTwitterアカウントをご覧の方はご存じかもしれませんが、私こまくりは転職をしました。
(現在は勤めていた会社の引継ぎ作業を終え、約1か月の有給消化期間をとっています。)
退職するから人事部に書類貰いに行ったんだけど、カウンター越しからなんて言えば担当の人が来るのか分からず、
— 🎄こまつXmas♪🇺🇸💸 (@XmasVii) 2020年11月13日
会社のど真ん中で
「すみませ〜ん!会社辞めたいんですけど〜!」って叫ぶハメになった。
ナニコレ…超気持ちいい…
せっかくですので、転職活動中に感じたことやキャリアに対する考えについて記事を書いてみたいと思います。
あなたは転職活動をするべきか?
まず、どんな人が転職活動をするべきなのかぼくの考えを述べます。。。
答えは「全員やれ」です。
誰も彼もが違う会社に移れと言っているわけではありません。
「転職をすること」と、「(広義の意味での)転職活動をすること」はまったく違う話です。
以降ぼくのいう「転職活動」は「人材マーケットに自分自身を出品し、自分の値段を知る行為」くらいの意味合いで受け取っていただくと誤解がないと思います。
実際に転職するかどうかは別として、
- 自分に買い手はいるのか
- 買い手がいるとしたらいくらで買ってくれるのか
- マーケットはどのような人材(スキル)を求めているのか
これらのことについて知っておくべきということです。
自分のビジネスパーソンとしての本当の値段を確認した結果、マーケットがあなたにつける値段が今の年収より低ければ「アービトラージできてラッキー♪」という話ですし。
他の買い手があなたを年収800万円で買うと言っているのに、現職での年収が450万円だったら、「うわっ、私の年収低すぎ…?」と考えるきっかけになります。
もちろん年収がすべてではないので、加えて
- 転勤の有無
- 残業時間
- 男女比
- 会社のブランド力
- 仕事内容
…上記のような様々な観点から、自分にとっての魅力的な買い手を探していただきたいです。
また、転職活動という行為は自分のためだけではなく、みんなのためになることもあります。
次のチャプターでお話をしましょう。
椎名林檎だって「報酬は入社後並行線」て言ってたでしょ
2019年某日、ガールズチャンネルで一人のガール(アラフォー)が世に問うた。
1. 匿名 2019/09/29(日) 10:34:32
アラフォーの会社員です。
主は手取り14万円です…
都内のメーカー勤続12年で役職も付いていますが、
この給料です… 何も贅沢出来ない生活
日本終わってますよね?
これに対しホリエモンが「終わってんのはオマエ」的なコメントをし、炎上したらしいです。
(会社と給料の話をしていたら、なぜか最後の行で国家をアクロバティックヘイトした点については今回はツッコみません!)
この典型的な他責型アラフォー会社員は、自分の手取りがどうやら少ないと考えたようです。
(その結果ガールズチャンネル(笑)に書き込むという手段で、何をどう解決しようとしたのかは不明ですが。)
知識やスキルがあろうとなかろうと、その給料で甘んじる労働者がいる限り、経営者からしたら昇給する理由がありません。
「今の給料じゃ誰もうちに来てくれない!困った!」という状態になって、はじめて経営者も動きます。
労働者が「手取り14万なんて低すぎる… だが行く!」と出勤を続ける限り、経営者は動かないでしょう。
それどころかあなたがその給料に甘んじることで、同じ経歴を持つ他人の給料も抑えている加害者であるという自覚を持ってほしいです。
上司へ昇給を相談してみたり、転職をして年収を上げていくことができれば、自分の給料だけでなく業界全体の給料を上げることにもつながるはずです。
で、こまくり氏はどんな転職をしたの??
ぼくも転職について考える際、同じ業界に勤めていらっしゃる人の転職記事を参考にすることもあったので、
ぼくがどんな転職をしたのか気になる方も多いかと思います。
一言でいうと「日系金融機関から、外資系IT企業への転職」ということになります。
そして新卒3年目なので、第二新卒の人も参考になるのではないでしょうか。
金融からITという異なる業種への転職になりましたが、金融のシステムにかかわる部署(IT部門)で働いていたことから「ぼく?IT人材だが?」みたいな顔をしてIT企業に滑り込んだわけですね。
同僚からは「ががが、外資!?」と驚かれることが多かったです。
外資に転職をしようとした理由は
- もともと終身雇用にはこだわっていなかった
- Twitterで外資イキりアカウントにイキられた
- 外資のほうが社員を大切にしているように思えた(※後述)
- 日系大企業の悪い面を知った
- Twitterのネタになると思った
- なんかかっこいい
など多くの理由があります。
特に、コロナ禍において
- 「隙あらば出社させようとしてくる日本企業 VS ガチで全員在宅勤務の外資」
といった両者の姿勢の違いが浮き彫りになりました。
これ以上続けると日系企業をディスり始めそうなので、ぼくの転職活動に話題を戻します。
ぼくの転職活動の期間ですが、ズバリ8か月!!
(ただし実際に動いたのは1か月ちょっと)
実働との乖離は「待ち」です。
実は、次に入社する外資系IT企業から「コロナで大変だから、入社するのは待ってて!」と言われてしまい、別に転職を急ぐ必要はなかったぼくはFF7リメイクをプレイしたりしながら待っていました。半年も待ってました。
その間に、別に行く気はない会社のオンライン(カジュアル)面談を受けてみたり、エージェントがやたら勧めてくるコンサルを冷やかしで覗いてみたり、コロナによる各種イベントのオンライン化をいいことにTwitterで使えそうな転職ネタをかき集めていたわけです。
今回の転職活動での面接は13戦12勝くらいの戦績だったんだけど、
— 🎄こまつXmas♪🇺🇸💸 (@XmasVii) 2020年11月6日
唯一落ちたのは名前に「クソ」のつく北欧企業。
ぼくも面接官もお互いイヤになっちゃって、コーヒー飲み終わったタイミングでお開きした。
オンラインはいいですね。
電車賃がかかるならこんなことは絶対にしませんでした。
というわけで、次回以降の記事で
「このエージェントはやめておけ!」とか
「そもそもエージェントを使うのはよくないのでは?」とか
「もしも新卒でCOBOLエンジニアになってしまったら」などなど
投資以外の記事も書いてみようと思います。
こまくり (@XmasVii)