【Xmas流仕事術①】会社でセルフマネジメント!働き方改革をしよう!『仕事ポートフォリオ』
どうせ同じ賃金で働くなら、会社では気持ちよく働きたいと思いませんか?
今回は、なるべく楽チンで、快適に働くためにはどうすればよいのか…
私が実践している処世術と共にご紹介します。
重要なものは、会社での「ポジショニング」
出世したい人も、出世したくない人も、
できるだけつらい思いをせず、叶うなら居心地よく仕事をしたいはずです。
その悩みを解決するのが「会社でのポジションの取り方」です。
- 疲れない仕事をしたい
- 仕事は少ない方がいい
- 気力と体力を温存したい
- でも会社で嫌われたくない…
これらの要望を抱えつつ経済的自由を目指す同志たちは、どのようなポジション(役割)を狙えばよいのでしょうか。
仕事量を減らせるポジションを目指す
あなたが上司だとしたら、どんな人に仕事をふるでしょうか。
きっと、その人の業務量を把握できており、まだ余裕がありそうな場合に優先して仕事を振るのではないでしょうか?
それならば、我々はその逆を行けばよいのです。
目指すべきは「どれくらいの業務を抱えてるかわからないけど、なんか忙しそうな人」です。
ここからは、現在私が実践しているテクニックで、明らかに効果が高いものを紹介していきます。
フェーズ1⇒最適な仕事を揃える
えらい上司から直接仕事をもらおう
まず目指すべきは、業務を1人の上司だけからもらっている状態からの脱却です。
複数の上司から仕事をもらうようにしましょう。
欲を言えば、なるべくえらい上司から仕事をもらうことがベストです。
実際の仕事の優先度よりも、仕事を振った上司の偉さが仕事の重要度につながるのが日本企業であるからです。
課長からふってきた仕事を、部長からもらった業務で消し飛ばしましょう!
たくさんの部署から仕事をもらおう
さまざまな上司からの業務をもらうこと、言わば「縦の分散」をさせたのなら、
次に狙いたいのが「横の分散」です。
横というのは、「部署をまたぐ」といった意味合いです。
複数の部署からの業務を請け負うことを狙っていきましょう。
部署を跨いだ仕事を請負えば、もう誰もあなたの仕事量を把握することはできなくなるのです!
複数の部署から仕事をもらうことの難易度は、複数の上司から仕事をもらうことよりも難しいです。
日頃から多くの部署の人と積極的にコミュニケーションを取り、仕事をもらえるようにしましょう。
人事部や総務部は関わりを持つチャンスが多いかもしれません。何かお手伝いできる隙があれば狙っていきましょう!
フェーズ2⇒忙しそうになる
さて、「フェーズ1.仕事を揃える」で業務の「縦と横の分散」ができたら、あとは上手に運用するだけです。
予定をダブルブッキングさせよう
あえて予定のダブルブッキングを狙っていきましょう。
そして、「たまたま会議と会議が被ってしまったわ〜」という旨を上司に伝えます。周りにもアピります。
たいていの場合、地位の高い上司から出席を命じられた会議に出席することになるでしょうし、運がよいと「どちらの会議も、うやむやにできる」といったラッキーパンチも多々発生します。
さらに予定のダブルブッキングを周りに見せつけることで、「よくわからないけど、この人なんか忙しそう!!」と思われること間違いなしです。
そのうえ「よくわからないけど、なんか仕事できそう!!」と思われることすらあるでしょう。
メールを上手に使おう
さて、『予定のバッティングセンター』の異名を得たところで十分に「仕事を選べる人間」になっているでしょう。
が、それを長く続けるためのメンテナンスとダメ押しのためのテクニックを1つ紹介します。
それは、メールを上手に使うことです。
ポイントは2つあります。
- CCを上手に使うこと
- 時間指定メールを利用すること
です。
これらは上司から「そういえばあいつ、いなくない?(今何してんだろ)」と思われる回数を減らす効果があります。
まずはCCには、なるべく多くの上司・先輩方を入れておくとよいでしょう。
単純に「仕事はしてますよ」アピールにつながります。
重要なのはもう1つのほうです。時間指定メールの有効活用です。
「横(部署)の分散」に成功している場合には、特に絶大な効果を発揮します。
私は基本的に定時に帰るのですが、その日に顔を出していないほうの部署の人をCCに入れたメールを、定時の1〜2時間過ぎにセットして帰るのです。
顔を出していない方の部署の人は、私がある程度遅くまで残って仕事をしている忙しい人間だと誤解することでしょう。
「ホントは暇」だとバレてしまうリスクが減ります。
時間指定メールの技は汎用性も高く、
- コンビニに行っている間に送信
- 昼休み真っ只中に送信
- ホントは終わってるけど締め切りギリギリに送信
など、無限の可能性を秘めているのです。
サラリーマンが業務中にかけることができるレバレッジとも言えるでしょう。
目指すべきは「よくわからない人」
今回紹介したような生活を続けていると、周囲は「結局、あいつはどこの人で、何ができるんだろう?」と考えることがあります。
しかし、上手に立ち回っていれば、「でもなんか忙しそうだし…まぁ、いっか!」と納得されることでしょう。
たとえば、簿記1級を持った人と簿記2級を持った人が比較されたなら、
簿記1級保持者の方が優秀だと思われます。
では、簿記1級を持った人と「100メートルを11秒で走る人」なら、どちらが優れた人間でしょう?
私にはわかりません。
さらに簿記1級を持った人と、「TOEIC650点で基本情報技術者試験に受かっていて、乙四持ちで歌が上手くて趣味はガーデニングの人」なら、どちらが優れた人間だと言えるでしょう?
誰にもわからないと思います。
なぜ最初の例だと優劣をつけることができたのでしょう。
それは、簿記は数値として点数(優劣)がつけられるからです。
なぜ2つ目の例だと優劣がつけられなくなったのでしょう。
それは、モノサシ(基準)がずれたからです。
なぜ3つ目の例ではさらに優劣がつけにくくなったのでしょう。
それは、モノサシが違うだけではなく、数値化できない能力を持っているからです。
基本的に、「金融資産は分散させ、人的資本は集中させた方がよい」と考えられます。
1つの分野では一位になれなくても、複数の分野を組み合わせたり、まだ誰も数値化・点数化できていない領域へと踏み込むことができたなら…
あなたは唯一無二の存在となり、悠々とブルーオーシャンを航海することができるはずです。
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