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20代サラリーマンが 株式投資で セミリタイアを目指すブログ。

JT(日本たばこ産業・2914)の配当金の推移・利回り・優待情報

JTの配当推移と利回り

JT(日本たばこ産業)の配当情報について確認をしましょう。

JTは高配当であるだけでなく、上場して以来、一度も減配をしたことがないのです。

 

実質的な累進配当銘柄と言えるでしょう。

 

配当生活に欠かせない!『累進配当銘柄』をチェック - 毎日がXmas♪

 

JTの配当情報

JTの配当金額と配当性向の推移は、以下のようになっております。

 

年度 中間配当金(円) 期末配当金(円) 年間配当金(円) 連結配当性向(%)
2019年度(予想) 77 77 154 74.6
2018年度 75 75 150 69.7
2017年度 70 70 140 63.9
2016年度 64 66 130 55.2
2015年度 54 64 118 53.2
2014年度 50 50 100 50.1
2013年度 46 50 96 40.8
2012年度 30 38 68 37.6

 

配当金の増加に対し、株価は2015年~2016年に4,800円台を記録して以来、大きな下落トレンドとなっております。

 

そして、2019年7月現在では2,400円台です。そのため、配当利回りはかなり高いです。

(2019年7月29日時点では6.35%その後一時は7%台へ

 

次に、その他の東証一部上場企業との利回りも比較してみます。

 

東証一部上場企業配当利回りランキング(2019年7月29日時点)
順位 コード 名称 配当利回り
1 6810 マクセルホールディングス(株) 19.30%
2 6306 日工(株) 6.81%
3 7224 新明和工業(株) 6.40%
4 2914 JT 6.35%
5 8304 (株)あおぞら銀行 6.18%
6 1852 (株)淺沼組 5.93%
7 9434 ソフトバンク(株) 5.88%
8 5410 合同製鐵(株) 5.66%
9 2428 ウェルネット(株) 5.62%
10 3284 (株)フージャースホールディングス 5.61%
11 7148 (株)FPG 5.60%
12 5015 ビーピー・カストロール(株) 5.57%
13 8053 住友商事(株) 5.56%
14 8558 (株)東和銀行 5.56%
15 7270 (株)SUBARU 5.49%
16 4188 (株)三菱ケミカルホールディングス 5.43%

 

東証一部に絞ったランキングですと、JTは第4位の配当利回りとなっています。

JTに限らず、日本の大手企業の配当金の高さが目立つようになってきました。

 

JTは海外のたばこメーカーにも劣らない利回り

平均的な日本株と比べ、非常に高い増配率と配当利回りを誇るイメージがある米国タバコ銘柄(ADR含む)ですが、昨今のJTの利回りの上昇により、その差は縮まってきています。

 

【世界のタバコ銘柄の利回り(2019年7月29日時点)】
  • BTI:6.93%
  • MO:6.45%
  • PM:5.33%

 

タバコ企業の株価がこの先大きく上昇するとは考えにくいですが、非常に収益性の高いビジネスであることは間違いありません。

 

そして、世界4大タバコメーカーはいずれも、高い配当利回りとそれに耐えうるキャッシュの余力を持った企業です。

そのため、配当金によるアーリーリタイアやセミリタイアを目指す場合、ポートフォリオに組み込むのもいいかもしれません。

 

2020年度以降のJT優待情報

当社では、株主の皆様に当社グループ商品のご利用を通じて、当社グループの事業をより一層ご理解いただくため、 「株主優待制度」を実施しております。

2018年11月26日公表の「株主優待制度の変更に関するお知らせ」に記載のとおり、2020年度より株主優待制度が変更となります。

現行制度では6月30日及び12月31日基準日の株主様を対象として年2回株主優待を実施しておりましたが、 今後は12月31日基準日の株主様を対象として年1回の実施とすることとしております。

また、1年以上継続保有された株主様とさせていただき、贈呈商品の相当額を増額いたします。

現行の株主優待制度は、2019年6月30日現在の株主名簿に記載又は登録された株主様への贈呈をもって終了し、 2019年12月31日現在の株主名簿に記載又は登録された株主様から、変更後の新制度を適用いたします。

(出典:JT公式HP)

 

2020年から、JTの株主優待制度に大きな変更があります。

JTは高配当銘柄であるだけではなく、優待を目的として投資している人も多い銘柄ですので、変更内容をチェックしておきましょう。

 

変更の要点を簡単に整理しますと、

  • 年2回の優待が年1回になる。
  • 1年以上保有したホルダーのみが対象者になる。
  • その代わり、贈呈商品の相当額が増加する。

といった内容です。

中長期ホルダーを大切にしようとする姿勢が伝わってきます。

 

優待権利付き日付近の株価の動きが、今までとは少し違った動きになることが予想されますので注意したいですね。

 

【おまけ】隠し優待情報

 JTには、通常の優待に加え隠し優待が存在します。

2019年度6月の優待では、満20歳以上の株主限定で「低温加熱式たばこ用デバイス(スターターキット)」がもらえました。

  • プルーム・テック・プラス・スターターキット・ブラック
  • プルーム・テック・プラス・スターターキット・ホワイト
  • プルーム・テック・スターターキット・ホワイト

上記3つの中から一つを選ぶという形式でした。