【初心者向け】1株から買える!スマホ専門の証券会社を比較
※この記事は2019年11月時点の情報をもとに作成されています。公式HPで最新の情報をチェックしてから口座を開くようにしてください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は、スマホ専門の証券会社について調査をしました!
初めに結論を載せておきます。
スマホ専門証券を使うべき人は…
- 投資の初心者
- 資金の少ない学生投資家
- ツイートのネタが欲しい人
- 「株主名簿」に名前を載せて保有期間を延ばしたい人
- ポイ活のオトモに
これらに当てはまる人は、口座を作ってみる価値アリです!!
1株から買える!スマホ専門の証券会社
SBI証券や楽天証券を中心としたネット証券は、「できること」がどんどん増えました。
年々その進化は止まりません。
しかしそれは、まったくの初心者には一周回って不親切なレベルまで進化をしてしまいました。
初心者にマーケットスピード(楽天のPC用取引ツール)が必要でしょうか?
「アルゴリズム発注!?外貨建てMMF!?…ふぇ…」といった状態必至です。
そこで各証券会社が、初心者向けにわかりやすく、余計な機能をそぎ落としたものがスマホ専門の証券会社です。
パソコンに触れることの少ないスマホ世代へのアプローチでもあるのでしょう。
それぞれの会社が、工夫を凝らしたサービスを展開しているようです。
スマホ専門証券会社4社
会社名 | 支援している証券会社 | 開始年月 |
---|---|---|
LINE証券 | LINE 野村證券 |
2019年8月 |
SBIネオモバイル証券 | SBI証券 | 2019年4月 |
ストリーム | 大和証券 | 2018年7月 |
One Tap BUY | ソフトバンク みずほ証券 |
2016年6月 |
上記4社がスマホ専門のサービスを提供している会社です。
どの会社もサービスを始めたのは2010年代後半になってから。
まだまだ新しいサービスであることがわかります。
”乗るしかないビッグウェーヴ”なのか否か!?
共に見極めていきましょう。
LINE証券 おすすめ度:★★★☆☆
- 1株単位で買える!
- 日本株が315銘柄買える!
- LINE Pay,LINEポイントで買える!
- 17時から21時でも買える!
- LINEのアプリで買える!
- お特なキャンペーンが多い!(株のタイムセールなど)
ざっとメリットを洗い出してみました。
これはお手軽かつ便利ですね。
特に時々開催されるキャンペーンが秀逸で、「株のタイムセール」などが行われることがあります。
(例:対象銘柄が先着順で10株まで7%引きの価格で買える、など)
私も株のタイムセールで帝人(3401)を購入したことがあります。買った瞬間から7%の利益が出ているのはお得に感じました。
LINEポイントでポイ活する場合、口座を開設しておくと何かと便利です。
しかし、気になるのは手数料。
LINE証券では、スプレッド方式で手数料を取ります。(FXをする人にはなじみ深いと思います。)
このLINE証券のスプレッドを手数料になおして計算してみると…
だいたい「0.5%」くらいです。
たっか!!!
贅沢な時代になりました。0.5%でも高く感じます。
メインの取引口座とするには不向きでしょう。
しかし、最近急激に盛り上がりを見せているLINEポイントを上手に活用するため、開設しておくことはおすすめです。
詳細はこちら(公式HP)⇒ LINE証券
SBIネオモバイル証券 おすすめ度:★★★★☆
- 1株単位で買える!
- 日本株がほぼ全銘柄買える!
- 手数料が安い!
- Tポイントで買える!
- Tポイントがもらえる!
こちらも、1株ずつ買うことができます。
さらに、日本株に限ればほぼすべての銘柄を買うことができますので、LINE証券の「買える銘柄が少ない」という弱点を克服していますね。
気になるのは手数料ですが、
1か月の約定代金(売り買いした合計金額)が50万円までなら月額220円です。
良心的なお値段で、十分許容範囲です。
実はこれで終わりません、200円分のTポイントがもらえるので、手数料は実質20円ということになります。
「0.004%」です。
やっす!!!
真面目にモバイル証券のみで投資を行っていくなら、ネオモバ一択になります。
LINE証券に加え、私はSBIネオモバイル証券を開設してみようと思います。
どのように使うのかは、記事の下部で紹介します。
詳細・申し込みはこちらから⇒SBIネオモバイル証券(公式)
ストリーム おすすめ度:★☆☆☆☆
- 100株単位で買える!(注意)
- 日本株がほぼ全銘柄買える!
- 上級者向け機能が使える!(板・ローソク足)
- 手数料が0円!
注意してほしいところは、他の3社と違って1株ずつの売買はできません。
100株ずつ買う必要があります。
そのため、「資金量が少ないから1株ずつ買いたい!」という人はこの時点で選択肢から外れることになります…
追記:しかも、2019年12月から楽天証券やSBI証券など大手ネット証券でも、日本株の取引手数料が0円になりました。(1日50万円分の約定まで)
ただし、スマホ証券でローソク足や板を見られるのは便利ですね!
投資を続けるなら、いつかは読めるようになりたい機能です。
そして、手数料無料というのは驚きです。
(でも、大手ネット証券も一日の約定代金が50万円以下の場合、取引手数料は0円です。大事なことなので2度言いました。)
なぜ手数料無料でもサービスを続けられるのかというと、株式のやり取りに東京証券取引所を介さない取引を行うからです。
初心者の方は読み飛ばしていただいて結構なのですが、ダークプールという取引を行っています。
東京証券取引所より有利な価格で投資家同士をマッチングさせ、得した分の半分をストリームが手数料として徴収します。
東証よりも有利な価額で売買できることには変わりないので、Win-Winの関係と言えるでしょう。
One Tap BUY おすすめ度:★★☆☆☆
- 1000円ずつ、金額ベースで買える!(株単位ではない)
- 米国株が40銘柄買える!
- 日本株が130銘柄買える!
なんと、米国株が買えます!
米国株投資家の私としては興奮を抑えきれません!
アマゾンだとかグーグル(アルファベット)、P&Gなど、世界中で誰もが知っている企業の株を買えるのは大きなメリットです。
手数料は「0.5~0.7%」です。
たっか!!!
…と言いたいところですが、米国株を0.5%の手数料で買えるのは優秀なんですよ?
国内最安に近い水準です。
- LINEとソフトバンクの経営統合により先行きの不透明感。
- 日本株を買うには高い手数料。
- 為替手数料が若干高め。
といった点がネックになるでしょう。
「まとめ」&「スマホ専門証券会社の上手な使い方」
初心者の投資デビューはスマホ専門証券でもよい!
おそらく、SBIネオモバイル証券で投資デビューし「投資って楽しい!もっと大きな金額を運用したい!」「米国株も取引きしてみたい!」と感じたビギナーたちを、
そのままSBI証券に引き込んでいきたいという狙いもあるのではないでしょうか?
いきなり大手ネット証券を利用しても何の問題もないと思いますが、
- 投資初心者
- 資金の少ない学生投資家
にとっては、相性の良い証券口座だと思います。
利用者が一番多い ⇒ SBIネオモバイル証券
次にキャンペーン・ポイ活目的で ⇒ LINE証券
◆口座開設の際には、
- マイナンバー(通知カードでもよい)
- 運転免許証等の本人確認書類の提出(アップロード)
が必要になります。準備しておきましょう!
【裏技!?】1株でも持っていれば「権利」が付く!!
普段、楽天証券やSBI証券で100株ずつ日本株を取引している方はご存知と思いますが、最近は株主優待で「株式の保有期間」をチェックする企業が増えています。
(ヤマダ電機とかJTとか。)
株主優待の権利付きの直前になって株を保有し始めた株主よりも、長期にわたって株式を保有している株主を優遇しようというお話です。
この保有期間のチェックですが、1株でも持っていればよいのです。
普段は1株だけ持っていて、直前にいつも使う証券口座で必要な単元数の株式を買うということが可能です。
また、企業によっては1株でも保有していれば優待をくれる企業もあります。
こういった株主優待制度に影響がある企業を、ネオモバで少しずつ保有してみようと思います!